ブラート・オクジャワ Булат Окуджава
1925年5月モスクワ生まれ。戦前までモスクワ、トビリシなどに住み、1942年小学校9年生で志願兵としてて前線へ行った。迫撃砲手を務め負傷。退院後通信兵になり、1945年除隊。働きながら小学校10年生を終え、卒業後トビリシ大学に入学。1950年大学卒業後、カルーガ州にある小学校でロシア語と文学の教師をする。1953−54年カルーガの新聞社に勤めた後、1956年にモスクワに移り、出版社「若き親衛隊」の編集部、「文学新聞」詩部門主任をする。1962年からソ連作家連盟の会員になった。

ロシアの吟遊詩人の流れに組するオクジャワは、詩作は子供の頃からのものでずっと詩を書き続けていた。ロシアのシンガーソングライターというジャンルを切り開き、彼の歌は映画や舞台で使われ、ラジオから流れた。
詩集や自伝、映画のシナリオを発表し、ロシア内外でCD、詩集が出版されている。
1997年6月に滞在先のパリで死去し、モスクワで葬られた。
ブラート・オクジャワ
映画音楽集T:「さよなら、子供たち」(2007)

品番:なし \2,600

*オクジャワ他が歌う映画・TV音楽集の1。

「祈り」、「モスクワ義勇兵の歌」、「歩兵の歌」、「古い兵士の歌」、「燃えよ、炎よ燃えよ」、「長い道のりの」歌」など
テーマはずばり「戦争」。味わい深い歌がじっくり聴ける。

アーチストは、オクジャワ以外にイワーノフ、エレーナ・カムブーロワ、ドローニナ、アーチスト不詳、クツェンコなど。
作曲はオクジャワの他、ワインベルク、ツヴェトコフ、シュヴァルツなど。

全32曲。
ブラート・オクジャワ
映画音楽集V:「束の間の恋」(2007)

品番:なし \2,600

*オクジャワ他が歌う映画・TV音楽集の3。

「束の間の恋」、「愛と別れ」、「物憂げな眼差しの美人」、「銃士の歌」、「麦わら帽子の歌」、「アルバートの歌」、「失望の歌」など。

アーチストは、オクジャワ以外にエレーナ・カムブーロワ、ニキータ・ミハルコフ、リュドミーラ・センチナなど。
作曲はオクジャワとシュヴァルツ。

全29曲。
ブラート・オクジャワ
アルバートの歌(2003)

品番:ARK-006 \2,600

*アルバート、モスクワに関するオクジャワの歌を集めたもの。
歌あり詩の朗読ありで、オクジャワの真骨頂が発揮されている。

全22曲。
ブラート・オクジャワ
ライヴ・イン・パリ(2003)

品番:ARK-005 \2,600

*1995年6月23日にユネスコホールで行われたオクジャワのコンサート録音。
「真夜中のモスクワの歌」、「アルバートの歌」、「モーツァルトの歌」、「紙の兵隊」、「秋との別れ」、「音楽家」他。

全15曲。
ブラート・オクジャワ
ベスト(2002)

品番:GRCD-389 \2,600

*ニューコレクションシリーズのベスト盤。
「アルバートの歌」、「夜のモスクワの歌」、「祈り」、「真夜中のトロリーバス」、「紙の兵隊」、「グルジアの歌」他。

全19曲。
ブラート・オクジャワ
ライヴ・イン・ワルシャワ(1991)
ポーランド盤。
品番:POPNCD-133 \2,900

*オクジャワが、ペレストロイカ時代の1991年3月1−2日にかけてワルシャワで催したライヴコンサート。
オクジャワがポーランド人にも愛されていたことがわかる、今では貴重なアルバム。

「ペレストロイカの歌」、「グルジアの歌」、「兆し」他。

全12曲。
   
  タチヤーナ&セルゲイ・ニキーチン
オクジャワを歌う
(2008)

品番:02
\2,600

*ソ連を代表するアーチスト、ニキーチン夫妻が、やはりソ連を代表する吟遊詩人ブラート・オクジャワの代表曲を歌う夢のようなアルバム。


全23曲。
 
   
  ジャンナ・ビチェフスカヤ
オクジャワを歌う(1999)

品番:MR-18799  \2,600

*ビチェフスカヤが今は亡きオクジャワの名作の数々を歌ったもの。

ギターを片手にロシア最大の吟遊詩人オクジャワの良心を歌う。
当然ながらオクジャワとは一味違った仕上がりになっているが、オクジャワへの愛が感じられる。

全17曲。
 
   
  アンドレイ・マカレーヴィッチ
ブラート・オクジャワを歌う

品番:SRCD-00089
\2,600


*とても珍しいCDだ。ロック界のスーパースターがフォーク界の金字塔とも言えるオクジャワを歌うなんて思いもしなかったことだ。

アンドレイ・マカレーヴィッチと言えば、ロックグループ「マシーナ・ブレーメニ」を率いてきたロシアロックの大御所だけど、同じ時代にソ連という同じ国で活躍をしたオクジャワに対して敬意を払っていたことがわかる。

とりわけ11曲目の「祈り」は感動的だ。

全12曲。