アンジェリカ・ヴァルーム Анжелика Варум | |
ヴァルームは1969年5月に今ではウクライナになってしまったリヴォフ生まれ。 作曲家の父、劇場監督の母をもつヴァルームは幼少の頃からクラシックからジャズ、ロックまで耳にする環境で育った。 ソ連音楽を不自由なものと見なしていた父の方針で、音楽教育は音楽学校でではなく家庭学習で習得した。 ピアノは5才から、ギターは学齢で開始。それでも才能は嘘をつくことはなく、ウクライナ民謡を演奏する小学校劇団公演にギターを持って参加し頭角を現した。 小学校卒業後、劇場大学に入学すべくモスクワにやって来たがあえなく不合格。 仕方がなく父のスタジオでバックコーラスの仕事を始めた。 しかし、ここからがヴァルームの本領発揮。時が見方した。 ペレストロイカの自由化の波の中、1990年路上コンサートを開始。 1991年ファーストアルバムを出す機会に恵まれた。1993年にセカンドアルバム。 1995年にはレコード大賞に輝き、年間最優秀アーチストに選ばれた。 1998年に7枚目のアルバムを出し、1999年にレオニード・アグーチンと結ばれ、2000年正式に結婚。二人三脚ぶりもすっかり定着して脂がのってきて全盛期を迎える。 2001年には自身のレコードレーベル会社を設立して、03年にはアメリカ、ドイツ、旧ソ連圏でのコンサートツアーをするなど、アーチスト、プロデューサー、女優としても活躍の場を広げた。 04年辺りから夫であるアグーチンの不倫報道が出るなどし、06年からは別居報道がされた。 その間も着々とアーチスト活躍をつづける中、歌い方にも変化を見せ、可愛らしい歌唱力抜群のアーチストから成熟したアーチストへと変貌を遂げている。 |
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アンジェリカ・ヴァルーム 頭のおかしい女 (2013) 品番:KTL-13-128 \2,900 CD+DVD *圧倒的な歌唱力に定評のあるアンジェリカ・ヴァルーム、4年ぶりのアルバム。 表題曲の「頭のおかしい女」を含む新曲+ベストの構成で、途中で曲調が見事に変わる。 CD:全13曲。 DVD:全2曲。 |
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アンジェリカ・ヴァルーム ベスト(2003) 品番:GCR-089 \2,600 *お馴染みベスト盤シリーズの「グランドコレクション」。 収録曲は1996年以降のヒット曲。初期のナイーブで舌足らずな感じはなりを潜め、その代わりに成熟した女性を感じさせる。 代表曲「女王」、「冬の桜」、「グッド・バイ、モイ・マーリチク」、「ラ・ラ・ファ」を収録。 |
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アンジェリカ・ヴァルーム ベスト(2003) 品番:GRCR-312 \2,600 *お馴染みベスト盤シリーズの「ニュー・コレクション」。 収録曲は1996年以降のヒット曲。初期のナイーブで舌足らずな感じはなりを潜め、その代わりに成熟した女性を感じさせる。 代表曲「女王」、「冬の桜」、「グッド・バイ、モイ・マーリチク」を収録の他、レオニード・アグーチンとのデュエット曲が3曲入っている。 全17曲。 |
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アンジェリカ・ヴァルーム 彼女だけ(1999) 品番:SZCD-1149-99 \2,600 *「子守歌」、「人生」、「雲の中での4歩」、「雨のタクシー」なおヴァルームが全盛期のノリに乗っている頃のアルバム。 まだ舌足らずな感じを若干残しながらも、持ち前の歌唱力でグイグイと引っ張っていく勢いを感じさせる。 全11曲。 |
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