トップページに戻る
ロシア ウクライナ ルーマニア チェコ ポーランド セルビア クロアチア
トップ店長の独り言>2016年10月号
店長の独り言 2016年10月号
ロシアにあって日本にないもの:
ジェンダーギャップ指数と横断歩道の一時停止について

  世界経済フォーラムが出している
男女平等(ジェンダーギャップ)指数というのがあって
男女の格差を指数で表した世界ランキングがある
ということを今年初めて知りました。

10月26日に発表されたランキングによると
日本は144ヶ国中111位(昨年は101位)ということらしいです。

因みに
ベラルーシが30位(昨年34位)
ウクライナ69位(昨年67位)、
ロシアが75位(昨年75位)でした。

ベラルーシ、ウクライナ、ロシアでは
こんな職業にも女性が結構いるな
という印象を持ちます。

例えば入国時に
国境警備員にパスポートコントロールを受けるのですけど
女性の隊員に会うことがよくあります。


他にもメトロやトラムの運転手さんなどにも
女性をよく見かけます。

それで
ロシアやウクライナは
ソ連時代に
社会主義思想の下
男女平等が浸透しているだろう
という勝手な思い込みがありましたので
ランキングが低いのは意外でした。


ウクライナ、ロシアのランキングが高くないのは
この指数の4つある要素の内
経済活動への参加、教育、健康では高得点であるものの
政治への関与のポイントが低いのが原因のようです。
(教育のポイントではベラルーシ、ウクライナ、ロシアはほぼ満点です)

日本は
教育と健康では高得点であるのに
経済と
とりわけ政治のポイントがとても低いです。


ところで
ロシアにいるときに感じる日本との違いで驚かされることは
道路を横断するときです。

これは東欧でもそうですけど
横断歩道のある場所で道路を渡ろうとすると
車は必ず一時停止します。

それは路線バスでも同じで
止まってくれます。

東京でも何度か試しましたが
危うく轢かれそうになりました。

東京では横断歩道を渡るときは
歩行者が
車が来ないことを確認しなくてはなりません。

このことをロシアで話したら
「それは法律でそう決まっているからだよ」
ということでした。

日本の法律では
そう決まってはいないのでしょうか。


2016,10,31
       

トップページに戻る