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店長の独り言 2019年5月号
 ↑「我々は独自の道を行く」というスローガンが
2019年春ウクライナで
ポロシェンコ大統領を見た


  今年春の現地買い付けも
無事終了することが出来、
帰国しました。

今春の出張で
一番の出来事は
チェコのプラハで
お腹を壊してほとんどホテルで
寝込んでいたことと
(なんと4日間も)
ウクライナの首都キーエフで
ポロシェンコ大統領(当時)を見たことでした。

4月19日のことです。
21日の日曜日がウクライナ大統領選挙の
決戦投票日でした。

21日には既にキーエフにはいなかったのですけれども
キーエフを発つ前日の19日に
たまたま用事があって中心地にある独立広場に行ったときのことです。

最寄のメトロ(地下鉄)の駅から地上に出てみると
大きな集会が行われていたのです。

何だろうと見てみると
広場に面した大通りが封鎖され
特設会場が設置されていました。
巨大モニターには
ポロシェンコ大統領が映し出されていて
肉眼でも
小さいながらポロシェンコ氏を確認出来ました。

この集会は
同日19時からオリンピックスタジアムで行われた
ゼレンスキー候補(当時)との公開討論会に先立っての
決起集会だったのです。
数千人はいたでしょうか。
結構盛り上がっていました。

ポロシェンコ氏は
しきりに
「ウクライナは偉大だ」
「ウクライナはヨーロッパの強国だ」
「ウクライナに栄光を」
などと支持者に呼びかけて
その度に
集まった人々が
「そうだ」
と気勢を上げていたのが印象的でした。

ナショナリズムに訴えかける手法だったようです。
ポロシェンコ候補支持派の人々も
ナショナリズムを鼓舞するように
ウクライナの国旗を体に巻いたり
独立派の赤と黒の旗を掲げて参加してました。

19時からのオリンピックスタジアムで行われた
決戦投票候補による公開討論会は
テレビ中継されました。

それで公開討論会は
ホテルに戻って見ました。

そのときのことは
次回詳しく報告したいと思いますが、
ウクライナは道に迷い
とても苦しんでいるように見えました。


2019,5,31
      

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