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店長の独り言 2007年5月号
変化の激しいモスクワ

  今年も4月に現地買い付けに行ってきた。
モスクワは毎年物価が上がって、町の変化も激しい。

最近ではショッピングモール流行りで
街中にちょっと広い空間があると
ショッピングモールが建設される。
そのため1年ぶりに行くと風景が全然違うということは
よくあることなのだ。

しかし、今回のモスクワ行きで一番驚いたのは
実は地下鉄(メトロ)の切符だった。

毎回切符を買うのは面倒なので
10回券を買うようにしている。

左上の写真は2005年のもので
左中の写真のように
乗車時に改札を通すと
毎回裏面に乗った時間(改札を通った時間)が
印字されるようになっていた。

それが今年は違った。
左下写真のカードを改札の機械に通すのではなくて
機械にかざすだけなのだ。
そう、つまり非接触型のカードだった。

ロシア人でも使い方がわからずに
駅員に尋ねている人がいた。

この新型のカードは今年3月頃に現れたらしい。
でも、問題があった。

昨年までのものであれば
カードに乗車の印字記録が残っているので
自分が何回乗ったのかがわかったけれど
新型カードには印字されないから
自分で使用した回数を覚えていないとだめなのだ。

便利になったようで便利でない。

2007,5,19

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