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店長の独り言 2007年6月号 | |||||||||||
先月の末のことになるけれど 第60回のカンヌ映画祭で、 ルーマニアの若手映画監督のクリスチアン・ムンジウが「4ヶ月、3週間と2日」で、 パルム・ドールを受賞した。 グランプリは日本の河瀬直美監督が「殯の森」で受賞したので まだ記憶に新しいところである。 ロシアやウクライナは芸術、芸能分野におけるアーチストの宝庫だが 実はルーマニアにも同じことが言える。 実際ルーマニアと言えばコマネチ、 と日本でも有名なくらい オリンピックの体操競技では群を抜いている。 芸術だって負けていない。 フランスで活躍した彫刻家ブランクーシ、 ベルリン・フィルで活躍した指揮者チェリビダッケ、 パリで活躍したドイツ語詩人のパウル・ツェランなど すぐに名前が挙がる天才を輩出している。 ルーマニアはバルカン半島にある人口2千万人の国だが 東欧の中では大きな国だし その芸術だってあなどれないものがある。 モルドヴァも含めてルーマニアの芸能関係は 今後も目が離せない。 2007,6,25 |