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店長の独り言 2007年9月号 | ||||||||||||
8月2日、ロシアが、 史上初めて北極の海底にロシア国旗を設置したというニュースがあった。 一体どういうことだろうと思っていたら、 ロシア国旗が付いたチタン製のカプセルを埋めたということらしい。 ロシアは、北極圏に眠る石油と天然ガスの所有権を狙っいて、 これはその主張のデモンストレーションだという。 このロシアの主張が認められるかどうかは別として 19世紀のシベリア征服を彷彿とさせるニュースだ。 また、このニュースは、 北極海における海氷面積の縮小という 地球温暖化の裏返しの現実とも読める。 ところで、上記のロシア国旗設置のために ロシアは、北極海へは探査船「アカデミック・フョードロフ」号で行き、 北極点で小型潜水艦ミールが海底に潜って国旗を設置したということだ。 国旗設置のニュースよりも、 ロシアに探査船や、小型の潜水艦があることの方が興味深い。 ミールという名前は、ロシアの宇宙ステーションにもついていた。 ミールというのは、ロシア語で「世界」と「平和」という意味があるけれど ここではやはり前者の意味なのだろうか。 2007,9,7 |