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店長の独り言 2009年1月号
2009年1月のロシア

  2009年、年が明けて
もう1ヶ月が過ぎてしまった。
1月に起きたロシアを巡るニュースを拾ってみたい。

まず、年明け早々、
2006年に続き
天然ガスの供給を巡って
ロシア・ウクライナ間の紛争が3週間続いた。

ウクライナ国内にある
大統領と首相の間の
政治的対立もあって
長引いた模様だ。

この問題の影響を東欧諸国が直接受けた。

ロシアは地政学的にヨーロッパに対して
大きな影響力を持っている
と改めて思わせる事件だった。

次にプーチン首相が描いた絵が
チャリティー・オークションで
1億円で落札された
というニュースがあった。

このニュースを聞いて
以前アメリカのクリントン元大統領が演奏した
サックスのCDが発売されたことがあったことを
思い出した。

演奏自体は平凡なものであったけれど
クリントン氏が演奏している
と思うと特別な感慨があった。

プーチン氏の絵にも同じことが言えそうだ。

いずれにしてもプーチン氏が
ロシアでは重要な地位を占めていることがわかる話題だ。

最後に
ロシア正教会で、
昨年12月に死去したアレクシー2世の後任として
第16代総主教にキリル府主教(62)を選出した
というニュースを挙げておきたい。

日本にはそのような宗教的指導者はいないし
その意味がわかりにくいけれど、
ロシアではロシア正教が国教であり
その総主教は重要なポストだ。

先に亡くなったアレクシー2世は、
生前、新生ロシアにあって精神的支柱であったし
その発言は重いものだった。

就任式は2月1日、
モスクワの救世主キリスト聖堂で行われた。

キリル主教の動向を
これからも注視していきたい。

2009,2,4

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