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店長の独り言 2009年7月号
2009年春のロシア、ウクライナ

  4月5月のモスクワは
1年前と見た目には
実はあまり変わっていないように見えた。

ショッピングモールでは
ネイルアーチストによる
デモンストレーションがあったし、
クリーニング屋さんにもお客がいた。
(以前のロシアでは
日本にあるようなクリーニング屋さんなんて
なかったのだけど)

スターバックスがアルバート通りに
2号店を出したとか
キーエフ駅のホーム掲示が
電光掲示盤になった
(以前はカードがパタパタとめくれていく
アナログのものだった)
などの
変化は見られた。

でも、びっくりするような変化は
なかったように思える。


一方ウクライナのキーエフでは
到着早々驚かさせられることが結構あった。

まず地下鉄(メトロ)に乗ろうとしたら
切符に相当する
ジェトンというコインが
緑色のものから
青いコインになっていて
昨年買って持っていたものでは
乗れなかった。

色が変わっただけではなくて
重量がビミョウに違っていて
緑のコインでは
自動改札が通過できず
「買い直してください」
と言われ、とてもショックだった。

午前中のメトロはとても混んでいて
人ごみの中大きな荷物を持ったまま
切符の窓口に並んだ。
これが嫌で昨年多めにジェトンを買っておいてのに・・・。

大きな変化で言えば
ウクライナの貨幣グリブナの価値が
対ユーローで言うと半減していたし、
物価も結構上昇していた。

ショッピングモールでは空き店舗が見られたし
4月にはあったデパート内のCDブースが
5月に訪れたときにはなくなっていたりした。

もう一つ地下鉄ネタになるが
驚かさせられた変化として
ホームの線路側の白い壁に
列車は入ってくるまで
映像を写して
CMを流していたことが挙げられる。

同じCMはブタペストでも見たが
こういうのはモスクワにはまだないものだ。
(地下鉄の車体の表面にも
キーエフではかなり前から
広告ペイントになっているが
モスクワにはまだない)

ウクライナって結構先端を行っているところがあって
びっくりさせられる。

ところで、
変化というテーマとは
全く関係ないけれど、
キーエフの地下鉄内に
合気道の勧誘チラがあった。
(写真上から2枚目)

日本ブームは寿司だけではないらしい。

地下鉄の中には物売りも来るし
ゲリラ的にチラシをばら撒いていく人がいて
結構楽しい。
(チラシは勧誘だったり販売のCMだったりする)

こういう楽しさもモスクワにはないものだ。


2009,7,25

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