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店長の独り言 2017年8月号
 ↑キエフ市内の国旗カラーの工事用覆い
 ↑キエフのメトロ車内
今年から車内のモニターが復活していました
 
 ↑キエフのメトロ構内出口の案内板 
 ↑モスクワのメトロ構内出口の案内板 
 ↑モスクワのメトロ構内出口の案内板
 ↑モスクワのメトロ車内
ウクライナとロシアは今

  5月中旬開催のユーロヴィジョン
キエフ大会では
ロシアとウクライナの間で
争いがあったことを
7月号のこの欄で書きましたが
実は
ウクライナとロシア
ロシアとウクライナの間では
そっくり似たことが
起きていることに
気がついたのでした。

ウクライナの首都キエフ市内で
相変わらず
国旗カラーの青と黄色が見られることは
何度も紹介してきましたけれど
キエフでTVをつけると
曰く
「昨日もウクライナ東部では
ロシア側が停戦協定違反をして
攻撃があった」

「住民の家が迫撃砲の攻撃を受け
破壊されました」

「それでは家が壊されたおばあさんのインタヴューです・・・・」
(そしておばあさんのインタヴューが流れる。
*おばあさんは東部住民なので全部ロシア語でした)

一方
ロシアの首都モスクワのTVでは
「昨日ドネツク人民共和国では
ウクライナ側が停戦協定違反をして
攻撃をしてきました」
(*「ドネツク人民共和国」は紛争地になっているウクライナ東部の一部のことです)

「これが証拠の砲弾の一部です」

それから軍事専門家による
砲弾がウクライナ政府軍のものであることの説明が流れる。

まあ
ざっとこんな感じでした。

一方だけを見ていれば
「なんて酷いことするんだ」
と怒りが湧いてきそうです。

しかし
両方を見ていると
どっちもどっち?
という気がします。

取り上げ方が
どちらもそっくりでした。

ところで
キエフのメトロ(地下鉄)は
いつ乗っても混んでいるのですが
今年
駅構内の出口付近に
地図付きの案内板が設置されていて
びっくりしました。

一方
モスクワのメトロは
中心地は混みますが
時間帯にもよりますが
キエフほど混まないと思います。

そのモスクワのメトロでも
今年
出口付近に
地図付きの案内板があり
これにも新鮮な驚きがありました。

ソ連時代
地図は機密事項だったことを考えれば
ようやく普通の国になってきたんだな
という思いがします。

ウクライナとロシア
ロシアとウクライナ
同じ時期に
期せずしメトロに案内板が整備されたというのは
全くの偶然でしょうか?

それも英語表記もあります。

ツーリストにとっては
歓迎すべきことです。
出来れば
もっと仲良くしてほしいものですが。


2017,8,25
       
 
おかげさまでソユーズアーツ創設12周年

   今年も
この日を無事に迎えることができました。
今日8月4日はソユーズアーツの設立記念日です。

これまでの歩みを
HPのヒット数で見てみると以下の通り。

1年目のヒット数が6千強。
2年目が1万4千640。
3年目が2万4千480。
4年目が3万7千790。
5年目が5万2千54。
6年目が6万4千242。
7年目が7万5千502。
8年目が8万7千500。
9年目が9万6千867。
10年が10万5千121。
11年が11万1千331。
そして今年が12年目で
11万6千449。
(2017年8月4日記録)

設立してから
満12年です。

これまでにも何度も書いてきていることですけど
2008年秋の
リーマン・ショック、
2011年3月の
東日本大震災。

2014年2月のウクライナでの騒乱
同年3月ロシアによるクリミア併合。
以降の
ロシアに対する西側の経済制裁。
ウクライナ経済の低迷。

様々なこと
幾つかの要因が重なり合い
ロシア音楽の紹介を中心とするお店を取り巻く環境は
年々たいへんになってきています。

最近では
折れそうになることもしばしばです。

大変な時期をもう何年も過しています。
それでも
その度に助けていただく人や事柄があり
もう感謝しかありません。

今日あるのは

ユーザーのみな様のおかげだと
感謝しています。

ソユーズアーツはまだたったの12才の
若くちっぽけなお店ですが
この先もなんとかがんばっていきたい
と思っています。

これからも
どうぞよろしくお願いします。



2017,8,4



PS
今朝
TVで「朝ちゃん」を見ていたときのことです。

折角
モスクワの話題を紹介してくれていたのに
「モスクワ」と表示の傍に掲げられていた国旗は
なんと
フランス国旗でした。


TV局の人でも
ロシアに対する認識はこれぐらいなんだ
と思うと
なんだか寂しくなりましたが
もっとロシアのことを知ってもらうのに
がんばっていきたい
と気持ちを新たにしました。
       
 

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