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店長の独り言 2006年2月号
最近驚いたこと

  最近一番驚いたことの一つにCDチェックでの出来事がある。

入荷したCDは1枚々々傷やケース破損についてチェックするようにしている。
傷が盤面にある場合には実際に視聴してみるし、ケースのひびが入っていれば取替えをする。

これまでに様々なケースがある、たいていのことについては驚かない。
ロシアやウクライナのCDは、CD−Rであることもたまにあるので、まずそれが本当にCDであるかどうかを確かめる必要すらあるからだ。

ロシアポップスへ
ところが、今回のものには驚いた。

発送準備のためにキャラメル包装を剥がして、CDケースを開けてみると
なんとCDが入ってなかった(左のジャケット写真が問題のCD)。

こんなことがどうして起きるのだろう?
さっぱりわからない。
わかっていることは、これではチェックなしで発送できないと言うことだけだ。

発送をモスクワでしている代理人も
これはチェックしようがない。

諦めざるをえないのは言うまでもないことだが、
やはり、キャラメル包装を剥がしてするチェックは欠かすことができない、ということを改めて思い知らされた。

2006,02,26


トリノ・オリンピックのロシアチーム2

  前回に引き続き2006年トリノ・オリンピックのロシアチームについて。

ロシア紙が2月20日に、ドーピングで失格になり銀メダルを剥奪されたバイアスロン女子のオリガ・プイレワ選手のインタヴュー記事を
載せていたので紹介したい。
帰国後シェレーチェヴォ空港でのインタヴューらしい。



−銀メダルは返したのですか?

「ええ、メダルも認定書も返したわ。安心して帰ってくることができたわ」

−気分はよくないと思いますけど

「どうお思い?
新聞各紙で、私についてやさしい言葉は一つも見なかったわ。
ファンが私を誹謗中傷しているとか、私がチームの邪魔をしたとか。

ただ何て言えばいいのか・・・
ファンたちもやっぱり痛みを感じながら、まず錠剤に手をのばしてるって・・・」

−すべてが終わった今、やったのかどうか話して下さい

「思うに、人生最後のオリンピックに、競技人生最後の2ヶ月まえにそのようなリスクを冒すことはおろかだし、許せないことだわ。
私がドーピングをしようなんてなるのかしら?

だって私は、何度も検査を受けてきたけど、全競技人生でいつも潔白だった。
計算が狂っちゃったけどね。
いつもフェアプレーだったわ。

これで答えになってる?」

ロシア紙はインタヴュー記事を載せた後で意味深に次のような小話(アネクドート)を紹介している。


オリンピック金メダル受賞者の別荘で、友人、オリンピック役員、ジャーナリストが集まって、優勝祝賀会が開かれた。

−みなさん、もちろんドーピングに関するゴシップにはうんざりさせられてます。

メダル受賞者はそう言った。

するとそのとき彼のお母さんが2メートルものキュウリを手にして家の中に入ってきて言った。

−お前、また畑でオシッコしたね。


ちょっと笑えないアネクドートだ。

2006,02,21


トリノ・オリンピックのロシアチーム

  2006年トリノ・オリンピックが開催中だ。
日本チームは調子が悪く苦戦を強いられているのに対してロシアチームは調子がいいようだ。

ソ連崩壊後一時は苦戦していたようだが、
今大会では若い世代の活躍が目立つ。

現在二十歳の選手だとペレストロイカの時代に生まれた世代だ。

若い選手だと名前までアメリカ人のようなデニスだったりしてちょっとおかしな印象を受けるけれど
最近の日本人の名前もたいして変わりはないから笑ってばかりはいられない。

ロシア選手と言えば、ドーピング(禁止薬物使用)検査で陽性となったバイアスロン女子のオリガ・プイレワ選手(30)が銀メダルをはく奪された。

プイレワ選手から検出されたカルフェドンは、旧ソ連で開発されたドラッグの一種らしく、禁止薬物リストでは興奮剤として分類されている。  
ロシア側の説明では、「同選手は約1カ月前に足を負傷。痛みを抑えるため、医師が処方した薬を摂取した。これにカルフェドンが含まれていた。不注意によるもの」ということらしい。

真実はよくわからないけれど、残念なことではある。

ところで、ルーマニア選手の活躍があまり目に入らないのだが気のせいだろうか。

ルーマニアと言えば体操が強く、夏のオリンピックでは大活躍をしている。

左の写真はモントリオールオリンピックで金メダルを取ったナディア・コマネチ選手だ。

個人的にはコマネチの同僚でライバルだったテオドーラ・ウングレアヌが好きだった。
コマネチの演技は素晴らしかったが、なにか冷徹なものを感じたのだ。



そのコマネチは、チャウチェスク時代には大統領の息子と結婚させられそうになったり、
革命のときは徒歩でオーストリアに逃げるなど苦難の連続であったが、
現在は結婚してアメリカでコーチをしているらしい。


そのコマネチが最近妊娠したという話を聞いた。

無事に出産すれば、あまり関係はないけれど秋篠宮家の第三子と同い年となる。

ところで、コマネチ本人は、自身の名前が日本人の間ではギャグとして有名であることを知っているのだろうか?

日本選手があまりに劣勢なものだから、つい話が逸れてしまった。
ロシア選手ばかでなく、日本選手にもがんばってほしい。

2006,02,18



ロシアのセックスシンボル

  2005年のロシアのセックスシンボル投票が発表された。
5位までの結果は以下の通り。

1. アンジェリーナ・ジョリー 14%
2. モニカ・ベルッチ 10%
3. ジャンナ・フリスケ  9%
4. ニコール・キッドマン  8%
5. ヴェーラ・ブレジュネワ   5%
ロシアポップスへ

1位、2位は海外勢だが、3位に入ったのはロシアのポップス歌手ジャンナ・フリスケ。
ジャンナは元々ブレスチャーシチエデヴュー当時からのメンバーで、最近ソロ活動に転じて人気上昇中。
確かにセクシーだ。
(左写真がジャンナ・フリスケ)

5位のヴェーラ・ブレジュネワと6位のナージャ・グラノフスカヤは共にヴァイア・グラのメンバー。
ヴァイア・グラは歌とダンスが抜群の女性トリオで、やはりセクシーさを売りにしているポップスグループだ。

ロシア人は、1位、2位、4位にハリウッドの女優を選んでいるのに、
ロシア女性はポップス歌手ばかりというのもおもしろい結果だ。
ヴァイア・グラへ

また、5位、6位にランキングしたヴァイア・グラ(右写真)のメンバー金髪のヴェーラ・ブレジュネワと黒髪のナージャ・グラノフスカヤは共に一児の母でもある。
そういうところに拘らないのもロシア人的でおもしろい。

ヴァイア・グラのもう一人のメンバーである亜麻色の髪のアリビーナがランキングに入らなかったことが少々気にかかるところだ。

2006,02,11



アルスーの結婚

  ロシアの新聞を見ていたら、近々「アルスーが結婚」という報道があった。
幸運なお相手は、なんとイタリアのサッカーリーグセレエAでチームを持つ富豪アブラモビッチの息子とか。
アルスーへ

日本で言うなら、上戸彩がソフトバンクの孫正義の息子と結婚するようなものか。

ロシアでもそんなことがあるんだ、と驚いた。

アルスーの父親は元々大物官僚で、今は政治家。
そのためアルスーは親の七光りで歌手として成功した、と揶揄されたりもしている。

確かにデヴューのきっかけとなったホイットニー・ヒューストンのロシア公演でのゲスト出演は
普通の少女にはできなかっただろう。

でも、情報が少ない中でアルスーの曲を聴いていると、
その成功の原因は、親の七光だけでないことはすぐにわかる。

若くして結婚するのはロシアではけして珍しいことではない。

一ファンとしては、アルスーが結婚後も歌を歌い続けてくれることを願うばかりだ。

2006,02,02

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