|
トップ>店長の独り言>2006年3月号 |
店長の独り言 2006年3月号 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
昨日モスクワのホテル予約のバウチャーを入手し、 今日ようやくロシア大使館にビザ申請をした。 ロシア大使館前に開館時間(9時半)10分前に着くと、門の前で既に9人並んでいて10番目だった。 以前に較べるとロシア大使館の対応も改善されているが、申請用紙が置いてなくてちょっと焦った。 さて、順番がくると早速問題?が生じた。 実は今回の旅は最初リトアニアのヴィリニュスに空路で入り、列車でモスクワに移動するスケジュールだ。 普通に考えればモスクワに入るときのビザさえあればいい。 ここがロシアの不思議なところ。 ヴィリニュスに行くにはモスクワのシェレメーチェヴォ空港で乗り継ぎをする必要がある。 日本からの便は第2ターミナルに着き、ヴィリニュス行きは第1ターミナルからだ。 第1ターミナルは元々国内線用で、ソ連時代リトアニアは国内だったから今でもヴィリニュス行きは第1ターミナルからなのだ。 ご存知の方もあるかと思うが、第1ターミナルと第2ターミナルは離れている。 問題はどうやって移動するのかということ。 アエロフロートに問い合わせてみると、トランジットビザを予め取得して下さい、という。 一方、航空券を購入した旅行代理店は、ビザは必要なくて、移動専用バスに乗るのだという。 どうも情報は錯綜気味。 それで、ロシア大使館でトランジットビザとツーリストビザを両方申請してみると、 同時に有効なビザを複数発効できない、ということだ。 大使館員に「空港の移動は?」と訊くと 「バスがあると言われている。トランジットビザがあった方が望ましい」という回答。 つまりはっきりしたことは何も言わないのだ。 仕方なくツーリストビザだけを申請してきた。 では、シェレメーチェヴォ空港での乗り継ぎは一体どうなるのか? 本当に移動専用バスがあるのか? 不安をかかえたままの出発になるのだろうか。 まだ解決しなければならないことが残っているようだ。 このことで情報をお持ちの方は是非ご一報下さい! 宜しくお願いします。 2006,03,24 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
4月の中旬からロシア、ウクライナ、東欧に買い付けの旅にでることになった。 旧ソ連圏のビザ事情については2005年9月号でも書いたが、 ウクライナは昨年短期の観光目的での入国ではビザが廃止された。 東欧も数年前に短期の観光ビザは全廃になっている。 残るはロシアとCIS加盟国のビザのみ。 ロシアのビザ取得がいつも心配の種だ。 考えるだけで頭が痛くなる。 早くなくなることを祈っているが、今のロシアを見ていると当分なくなりそうにない様子。 ロシアを訪問する者にとってビザが存在することでいいことはなにもない。 間違っても「週末にロシアに遊びに行こう」などとはならないのである。 2006,03,15 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国際婦人デー
日本ではニュースにもならないが、去る3月8日は国際婦人デー。 もともとは20世紀初めにニューヨークの女性たちが、この日に婦人参政権を求めてデモンストレーションをしたのが始まりらしい。 今では国連で記念日とされてもいる。 ロシアでは、男性が一輪の花を町中を探しまくって女性に贈る。 日本のホワイトデーに似ていないこともないが、その意味合いは全然ちがう。 ルーマニアでも男性が女性に花を贈る習慣があるようだ。 どうやらこの習慣はヨーロッパのものらしい。 (↓下の写真はドイツでのデモンストレーション) |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ソ連時代はそうはいかなかった。 そのため一体どこで見つけてきたのかと思われる 萎れかけた花をもらい、女性たちは大いに喜んだらしい。 今では値がはるだけで、そのような苦労はいらない。 お金さえあれば春先にも花は手に入る。 それが資本主義だ。 でも、社会主義時代がよかったという単純な議論はしたくはないが、 萎れかけた花をもらって感激する女性はもうロシアにはいないと思うと なにかが失われたのだと思わざるを得ない。 ところで、日本の女性たちは萎れかけた花どころか 3月8日がなんの日かも知らされていない。 日本はやはり、ヨーロッパやロシアからは遠く離れた東洋の国だと実感する日でもある。 2006,03,11 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トリノ・オリンピック終了(ロシアチーム3) トリノ・オリンピックが2月27日に終了した。 ロシアチームは、バイアスロン女子のオリガ・プイレワ選手のドーピング問題があったが、大健闘した。 メダル数は、ドイツ、アメリカ、オーストリアに次いで第4位。 金メダル8個は立派だった。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ロシア以外の旧ソ連邦構成共和国も活躍した。 エストニアの金3個で第12位というのは意外だが 金1個の日本より成績がいい。 また、ベラルーシー、ウクライナ、ラトビアも健闘している。 一方、東欧の国々も活躍した。 表にはないが、チェコは金1個、銀2個、銅1個で第15位。 ポーランドは、銀1個、銅1個で第20位。 ブルガリヤは、銀1個でベラルーシーと同点の第21位。 スロバキアも銀1個でやはり同点第21位だった。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ところで、女子団体追い抜きの3位決定戦で日本の大津選手が転倒してロシアに負けてしまったが、 落胆する大津選手を慰めようとして、ロシアチームから白い縫ぐるみが渡されたという記事があった。 その白い縫ぐるみとは上の写真にある”白いチェブラーシュカ”だと思われる。 2004年のアテネオリンピックでは、チェブラーシュカがロシアチームの公式マスコット人形だったので 今回のトリノでは白いチェブラーシュカがロシアチームのマスコット人形だったのではないかと勝手に想像している。 今度ロシアに行ったら探してみよう。 2006,03,01 |