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店長の独り言 2007年11月号
メトロの非接触型カード

  モスクワのメトロ(地下鉄)カードについて
今年5月のこの欄で書いたが
その後日談を紹介したいと思う。

5月にモスクワを訪問した折、
10回券が非接触型のカードになっていた。

新型のこのカードは今年3月頃に現れたものだ。
ところが、このカードには一つ問題があった。

これまであった旧カードは、改札の機械を通すもので
カードを通すとカード裏面に乗車の印字記録が残った。
でも、新型カードは印字されないから自分が何回使用したかがわからなかった。

今年9月にモスクワを再訪して
メトロに乗ってみると変化があった。

カードはこれまでと一緒だったけれど
改札の機械にかざして通ろうとすると
機械に数字が表示されていることに気がついた。

数字は残りの使用可能回数だ。
これで自分があと何回乗車できるかがわかる。

また、もう一つ変化があった。
改札を通れない場合、東京だとシグナル音が鳴るけれど
モスクワの場合、音楽が鳴った。
それも「オギンスキーのポロネーず」。

流石ロシアだと思わせる選曲だ。

2007,11,7

モスクワのビートたけし

  以前ヨーロッパへ行くと
「クロサワを知っているか」
と聞かれたものだ。
「クロサワ」とは黒澤明監督のことだった。
ヨーロパでは代表的な日本人ので
尊敬されていた。

それはロシアでも同じで
「クロサワ」の名はよく知られ尊敬されていた。

ところで、
11月にロシアでTVのCMにビートたけしが登場した
というのでニュースになっていた。

パナソニックのビエラのCMに起用されていたものだ。
CMでは「映画監督北野たけし」というクレジットが入り、
ビートたけしがロシア語で「最高!」と言っている。

9月にモスクワとキーエフに行ったときも
ビートたけしを起用したビエラの巨大広告を見た。

ロシアでは、
「コメディアンビートたけし」としてよりも
「映画監督北野たけし」として知られていて
日本の首相よりも知名度が高い。
パナソニックのCMに登場するのもうなづける。

今後は
「キタノを知っているか」
と聞かれるかもしれない。

2007,11,30

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