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店長の独り言 2010年6月号
4月の現地買付け3
海外で出会う日本


  出張で外国にいるとき
ふと日本のものに出会うときがある。

その代表的なものが日本レストランだ。
日本レストランのほとんどはお寿司屋さん。

モスクワでもキーエフでも
また東欧の各国の首都でも
近年の寿司ブームは留まるところを知らないくらいだけど
今年の出張で新たに気づいたことがある。

それは中華レストランでも
寿司メニューの看板を出していることだ。

中華だからコックさんは中国人だと思うのだけど
寿司もやっているのだ。

一番上の写真はハンガリーのブタペストで
2番目のはチェコのプラハのもの。

中華レストランで食べられる寿司って
どんなものか想像しにくい。

3番目の写真はブタペスト中心地の
お寿司屋さん。
ヨーロッパ人女性が板前さんの衣装で
船型の寿司桶を持っている看板があった。

4番目の写真はポーランドのワルシャワで
5番目のがモスクワ。

ワルシャワでは寿司ランチと書いてある看板。
絵柄からするとサーモンのネタらしい。


ところで、食べ物以外で
出会う日本には意外なものがある。

その一つが6番目と7番目の写真。
モスクワ-キーエフ間の列車に乗ったときに
車内で紅茶サービスを頼んだときに
紅茶に付いていた砂糖のパッケージ。

どう見ても
日本の新幹線をモデルにしたデザインだ。
それも昔のひかり号のデザインで
こんな列車はロシア、ウクライナでは走ってはいない。

JRの人が見たらびっくりしそう。

8番目のはプラハの食器屋さんで
売られていたブルーオニオンの招き猫。
600クローネだから結構高価なものだ。

9番目の写真は
ルーマニアのブカレストの画材屋さんのディスプレイ。

見難いけれど
ゴッホの「ひまわり」の左に
浮世絵の複製画が飾ってあった。

そして最後の写真は
モスクワの書店にあった
マンガコーナー。

中華レストランの寿司じゃなくて
浮世絵やマンガという
日本文化に海外で遭遇するときって
思わぬ出会いだけに
ドキっとする瞬間でもある。


2010,6,25
4月の現地買付け2
駅の電光掲示板とソフィアの地下鉄


  昨年の当コーナーの6月号

ポーランドの首都ワルシャワ
ハンガリーの首都ブタペストで
代表的な鉄道ターミナルにある
ホームの掲示が
デジタルの電光掲示盤になっていた。
(以前はカードがパタパタとめくれていく
アナログのものだった)

と書いたけれど
今年行ってみると
電光掲示はさらに進んでいた。

1番上の写真は、モスクワのキエフ駅。
左が到着で
右が出発を表示している。

2番目の写真は、
ブタペスト(ハンガリーの首都)の東駅。
青い掲示板が
到着と出発の電光掲示板。

3番目はワルシャワのトラム。
電光掲示で
次に来るトラムの番号と
到着までの待ち時間がわかる。

4番目の写真はブカレストの地下鉄。
今年からホームにテレビモニターが設置されていて
電車の待ち時間にコマーシャル映像が
見られるようになっていた。

5番目の写真は、ブタペストの地下鉄。
旧ソ連製の車両が今でも使われている。
今年は次に来る列車の到着予定時間まで表示されていた。
(因みに、モスクワやキーエフでは
前の列車が行ってしまってからの時間が表示されている)


ところで、
今年の買付け出張の
最大の目玉は
久しぶりにブルガリアの首都
ソフィアまで行ったことだ。

ソフィアには90年代に行ったきり。
久しぶりのソフィアは
やっぱり印象がずい分違った。

その中で一番驚かされたことは
地下鉄が開通していたことだった。

昨年の9月に全線が開通した
ということで
流石にホームも新車両もキレイだったのだが、
何より驚いたのは
車両がロシア製だったことだ。

(写真1番下)

これはウクライナのキーエフや
ブタペスト、
チョコのプラハで走っている車両と同じだ。

関連ブログで
「電車はちょっち古いけど」
と書いている人がいたけど
古いわけじゃなくて
ロシア製なのだ。

新車両は
モスクワで走っているものよりは
キレイに見えたけれど
モスクワのメトロを見たことのない人には
古く見えるのかもしれない。


2010,6,1

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